米大学野球、選手の死亡事故訴訟で和解が成立 奨学金の設立も決定

[ 2016年1月29日 15:59 ]

グラウンドに置かれたボール (AP)

 AP通信は28日、米国のロードアイランド大の野球部で起こった選手死亡事故の訴訟で、選手の家族と大学側との間で和解が成立したと報じた。

 事故は2011年に発生。当時20歳だった選手が練習中に突然倒れ、搬送先の病院で3日後に死亡した。死因の特定はできなかったが、選手の家族は大学側の責任を問い、訴訟に発展。しかし、同日に家族側の弁護士から145万ドル(約1億7400万円)での和解が成立したと明かされた。

 同大学の体育局長は亡くなった選手をいつまでも記憶にとどめておくため、奨学金の設立を決定。「彼は我が校の家族であり続ける」と述べた。

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2016年1月29日のニュース