ソフトB松田、海外FA行使を表明 メジャー挑戦「可能性探りたい」

[ 2015年11月9日 17:19 ]

<日本・韓国>2回1死満塁、坂本の右犠飛で生還した三走・松田

 ソフトバンクの松田宣浩内野手(32)が9日、今季取得した海外フリー・エージェント(FA)権について、球団を通じて行使することを表明した。

 松田は文書での発表でメジャー挑戦も視野にあるとし「自分自身のプレーがメジャー球団からどのように見られているのか、自分がメジャーでプレーできる可能性があるのかを探ってみたい」と心情を表した。

 球団に対しては「FA権を行使しても、ホークス残留という選択をすることもできると言って頂き、深く感謝しています」と配慮に謝意を示した。

 今後については、侍ジャパンの一員として開催中の国際大会プレミア12に集中するといい、「メジャー球団からのオファーがあったときには、プレミア12が終わってから、よく考えて決断するつもりです」と熟考する構えだ。

 ◆松田 宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年(昭58)5月17日生まれの32歳。中京―亜大を経て05年ドラフトの希望枠でソフトバンクに入団。今季は選手会長としてけん引し、日本一連覇に導いた。打っては自己新記録となる35本塁打、94打点をマーク。守備でも過去3度のゴールデングラブ賞に輝くなど、攻守の要としてチームの精神的支柱。

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2015年11月9日のニュース