西武・誠、4年越し背番号「41」 不祥事“剥奪”も今では後輩の手本に

[ 2015年11月9日 12:31 ]

西武の誠

 西武が3年目右腕・誠投手(本名・相内誠=21)に背番号「71」から「41」への変更を打診することが8日、分かった。渡辺久信球団本部シニアディレクターが現役時代に背負った番号で、球団はプロ3年間での成長を評価した。

 誠は入団前に「41」を引き継ぐことが内定していたが、高校3年時の12年12月に道交法違反で千葉県警に摘発されたことで剥奪。さらに昨年1月には未成年にもかかわらず飲酒、喫煙していたことが発覚し、6カ月の対外試合出場禁止と寮からの夜間外出禁止処分を下された。球団幹部は「心身ともに成長するまでは背番号を戻すことはない」と厳しい態度を示してきたが、未来のエース候補のために「41」は空き番にしてきた。

 今季は1軍登板はなかったもののイースタン・リーグでは12勝で最多勝のタイトルを獲得。練習に取り組む姿勢や寮での生活態度も後輩たちの手本となり、今秋まで2軍監督を務めた潮崎ヘッド兼投手コーチも「昔は子供のようだったが、プロ野球選手として順調に成長している」と話す。

 宮崎・南郷秋季キャンプでは、7日の紅白戦に先発し5回を4安打無失点。「来季は勝負の年と思って、やるしかありません」と力を込めた誠が来季は晴れて背番号41で本当のスタートを切る。

 ◆誠(本名・相内誠=あいうち・まこと)1994年(平6)7月23日、千葉県生まれの21歳。小4から野球を始め、天羽中では軟式野球部に所属。家庭の事情で、中学時代を児童養護施設で過ごした。千葉国際高では1年夏からベンチ入りし、「房総のダルビッシュ」の異名をとった。甲子園出場経験はなし。12年ドラフト2位で西武入団。1メートル85、73キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2015年11月9日のニュース