掛布2軍監督“金本効果”を実感「良い方向に向いたと思う」

[ 2015年11月9日 08:46 ]

ベンチで掛布2軍監督(右)は金本監督の一言に大爆笑

 阪神・掛布雅之2軍監督(60)が8日、“金本効果”を実感した。前日に金本監督が鳴尾浜球場で残留組を直接指導。一夜明けたこの日、安芸キャンプに同行しない残留組の練習は雨のため甲子園球場に隣接する室内練習場で行われたが、選手のモチベーションに明らかな変化が感じられたという。

 「毎日毎日、会っている人が言うのとはまた違う。当然1軍の監督に見てもらったのは刺激になったはず。(チームが)良い方向に向いたと思う」

 特に普段から熱心に指導している横田の変化に目を細めた。「(金本)監督が(幅を狭めるよう)言ってくれたことで意識付けが変わってきた」。前日は腰の回転で打つために、スタンス幅を4足分から3足分に狭めるように金本監督から直接指導を受けていた。

 横田も「きのう言われた通りにやりました。いいときもあれば悪いときもあるけど続けていきたい。まだ少し窮屈さを感じますが、一番ベストと言われたのでやっていきます」とあらためて打撃改造へ意欲を示した。

 わずか1日の視察でも効果は抜群。掛布監督&金本監督の“レジェンドコンビ”がチーム全体のレベルアップを着々と進めている。(柳澤 元紀)

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2015年11月9日のニュース