巨人 福田ら野球賭博関与の3選手と契約解除の方針を決定

[ 2015年11月9日 18:43 ]

契約解除の方針となった(左から)巨人・福田聡志、笠原将生、松本竜也の3投手

 巨人の福田聡志投手(32)、笠原将生投手(24)、松本竜也投手(22)の3選手が野球賭博に関与していた問題で、球団は9日、3選手との契約を解除する方針を決めたことが明らかになった。

 また、この問題の責任をとり、原沢敦球団代表(59)が辞任したことを発表した。

 巨人は10月5日に福田の野球賭博関与を発表。その後、巨人が全選手や監督、コーチ陣、職員に事情聴取を行い、ほかに関与の選手は判明しなかったものの、同21日にNPB調査委が笠原と松本竜にも野球賭博の事実があったことを発表していた。

 福田は同僚の笠原から紹介された知人との間で夏の甲子園大会、巨人の試合を含むプロ野球、米大リーグの試合を対象に賭けをしていた。

 巨人によると、9月30日に知人から球団に福田投手が貸した金を返さないと接触があり発覚。球団が委嘱した弁護士が調査したところ、税理士法人勤務という男性に8月初旬に誘われ、甲子園大会の複数試合で賭けを行った。負けを取り返そうと9月初旬までプロ野球と大リーグの試合でそれぞれ10試合、賭けをした。巨人の試合は3、4試合で、最終的に百数十万円の損になっていたという。

 また、その後、調査委がメールなどを解析した結果、巨人の調査では野球賭博をしていなかったとされた笠原らの関与が判明。笠原が福田に紹介した大学院生の男性A氏は巨人の発表では税理士法人勤務とされていた人物で、金品の授受もあったという。笠原とA氏は昨年4月から10月頃までにプロ野球の約10試合で賭けを行った。また、笠原と福田はA氏とマージャンやバカラでも賭けを行った。

 松本竜は笠原を介し、飲食店経営者の男性B氏と昨年6月から10月までにプロ野球の10数試合に賭け、高校野球の試合にも賭けていた。笠原はその金銭の精算の手伝いをするという仲介役、取り次ぎ役までしていた。

 ◆福田 聡志(ふくだ・さとし)1983年(昭58)9月12日、大阪府生まれの32歳。和歌山・伊都では甲子園出場なし。東北福祉大3年春には抑えを務めて大学選手権で優勝、MVPに輝いた。05年大学・社会人ドラフトの希望枠で巨人に入団。06年4月2日の横浜戦でプロ初勝利。今季は1軍登板はなかった。通算成績は151試合で22勝15敗、防御率4.15。今季年俸2400万円。1メートル80、84キロ。右投げ右打ち。

 ◆笠原 将生(かさはら・しょうき)1991年(平3)1月9日、福岡県出身の24歳。08年に福岡工大城東からドラフト5位で入団し、12年に1軍初登板。今季は20試合に登板し勝敗なし、防御率6.16。通算成績は80試合で7勝1敗1セーブ、防御率4.34。父、栄一氏は元プロ野球選手で、ソフトバンクの笠原大芽投手は実弟。今季年俸1900万円。1メートル91、95キロ。右投げ右打ち。

 ◆松本 竜也(まつもと・りゅうや)1993年(平5)4月29日、香川県生まれの22歳。英明では2年夏、3年夏と2度甲子園出場。3年時はエースとして2試合で20奪三振の快投も2回戦敗退。11年ドラフト1位で巨人入団。13年に肋骨の疲労骨折が判明。7月に除去手術を受けた。今季年俸630万円。1メートル93、90キロ。左投げ左打ち。

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