日本ハム 巨大バナー広告撤去へ「アイヌ民族に対して配慮に欠けた」

[ 2015年11月9日 13:45 ]

 日本ハムは9日、新千歳空港に掲げられている「北海道は、開拓者の大地だ」と書かれた巨大バナー広告を同日中に撤去すると発表した。球団は撤去の理由を「アイヌ民族の皆さまに対して配慮に欠けたことはおわびすべきとの理由で速やかに取り下げる判断に至った」と説明した。

 アイヌ民族にとっては、江戸時代以降に本格化した和人の北海道開拓は「先住の土地から追われた負の歴史」との解釈が一般的で、北海道アイヌ協会が、広告の表現は「先住民族の権利を害しており不適切」として、球団に配慮を求めていた。

 広告は6月から来年1月まで空港の出発ロビーに掲げられる予定だった縦5・5メートル、横2メートルの4種類のうち1種類。栗山英樹監督の写真とともに「北海道は、開拓者の大地だ」との大文字が表記されている。

 日本ハムはこの撤去と同時に、大谷翔平投手や中田翔内野手の写真が入ったほかの3種類の広告も撤去するという。

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