巨人連敗…首位陥落3位 4番亀井大ブレーキ18打席連続無安打

[ 2015年7月23日 05:33 ]

<神・巨>4回無死一塁、亀井は左飛に倒れる

セ・リーグ 巨人2-4阪神

(7月22日 甲子園)
 借金2で首位陥落となり、敗戦後の空気はどこまでも重苦しかった。初回の3失点を最後まで挽回できず、巨人・原監督は「2点で勝つのは難しいですよ。ミスというか、投手が点を取られたのも反省しなければならないけど、根本的には3連戦で(1試合)2点しか取れていないのが現状でしょ」と渋い表情。後半戦開幕カードを1勝2敗で負け越した。

 4番の亀井が14日DeNA戦(横浜)の第3打席から18打席連続無安打とブレーキだ。指揮官は「何とか戦ってもらいたい。僕は選んだつもりだから」と期待を寄せているものの、続けて「少し重いなら代えてあげるのも手ではあるかなと思っています」と言及。7日ヤクルト戦(東京ドーム)から11試合連続で起用している4番から外すことも視野に入れていると明かした。

 亀井は4回無死一塁で平凡な左飛に倒れるなど4打数無安打。「何とかせなあかん。結果が全てなので。何とか打てるように」と声を絞り出した。

 チームとしても11日の阪神戦(東京ドーム)で15安打して以来、7試合連続で1桁安打。今カードの得点は2、1、2に終わった。「2点も取っているか、とは誰も思っていない。今後、ジャイアンツが上にいくにはそこが大事だと思う」と原監督。打線の核となる存在がいまだ見えずに苦しんでいる。 (大林 幹雄)

 ▼巨人・立岡(初回2死満塁で新井の飛球の目測を誤り)もうちょっと(打球を)見て判断できれば…。打った瞬間に前に出てしまった。

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