神宮に1万3000人!清宮4戦連続安打「注目されると気持ちいい」

[ 2015年7月23日 06:30 ]

<早実・八王子学園八王子>6回1死一、二塁、金子の適時二塁打で生還し、ガッツポーズする早実・清宮
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第97回全国高校野球選手権西東京大会準々決勝 早実11―5八王子学園八王子

(7月22日 神宮)
 清宮、見た~い!早実の清宮幸太郎内野手(1年)が22日、神宮デビューを果たした。第97回全国高校野球選手権西東京大会準々決勝、八王子学園八王子戦に「3番・一塁」で先発出場。1安打2死球で3度出塁し、チームの4年ぶりの4強入りに貢献した。球場には1万3000人が詰めかけるなど、あらためて怪物1年生の注目度の高さが証明された。5年ぶりの甲子園出場を狙う早実は、24日の準決勝で日大三と対戦する。

 第4試合に勝利し、カクテル光線を浴びた清宮が、先輩たちとハイタッチをしながら整列した。隣接する神宮第2球場では春の大会で公式戦1号を放ったが、神宮球場は初見参。4強入りを決め「小さい頃から早稲田の試合を見に来ていた。東京の高校球児の聖地。この舞台でできたのは、自分にとって、いい財産になった。(グラウンドからの景色が)きれいでしたね」と笑顔を見せた。

 過去3試合は全て八王子市民球場だった。この日は混乱を避けるために、ウオーミングアップは外野席裏の通路で行った。平日にもかかわらず、外野席は開放され、「和製ベーブ・ルース」見たさに集まった観客は1万3000人。早実の試合では4回戦の7000人が最多だったが、憧れの舞台に移り、一気に膨れ上がった。報道陣も34社121人が集結するなど、注目度は勝ち上がるごとに上がっている。「うれしいですね。それだけ注目されていると思うと気持ちいい。もっと入ってもらっていいです」。大舞台になればなるほど、燃える。テンションは自然と上がった。

 今夏4戦目で初の私立校との対決。八王子学園八王子バッテリーは、今までの相手と違って内角を厳しく突いてきた。2つの死球を当てられたが「ラッキーだと思ってやっている。(内角攻めは)分からなかった」と、臆することなく踏み込んでバットを振った。

 無安打で迎えた6回の第4打席。追い込まれてからも慌てない。内角球を引っ張り、一塁スタンドへの特大ファウルを挟み、6球目。低めに沈む変化球を右手一本で中前に運んだ。技ありの4試合連続安打。「駄目っすね。ボール球なので」と反省したが、今春のデビュー戦から公式戦7試合34打席で、いまだに三振はゼロ。追い込まれても「やばいとか、気持ちが揺らぐことはない」と平然と言い切る。バットコントロールに自信があるからこそ、ボール球もヒットゾーンに飛ばせる。

 24日の準決勝では優勝候補の日大三と激突する。意気込みを問われた清宮は力強く言った。「自分たちの野球をすれば、負ける相手なんていない」。舞台は再び神宮。大観衆をパワーに変える。(川島 毅洋)

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