小笠原に続いた!東海大相模・吉田完封 二枚看板連日の快投で8強

[ 2015年7月23日 05:30 ]

<東海大相模・相要>最後の1球を投げる東海大相模・吉田

第97回全国高校野球選手権神奈川大会5回戦 東海大相模4―0相洋

(7月22日 ひらつか)
 第97回全国高校野球選手権大会(8月6日から15日間、甲子園)の地方大会は22日、26大会で96試合が行われた。神奈川大会では連覇を狙う東海大相模が相洋を4―0で下し8強入り。今秋ドラフト候補の吉田凌投手(3年)が4安打9奪三振で完封勝利を挙げた。青森大会決勝では三沢商が延長12回の末、八戸学院光星にサヨナラ勝ちを収め、29年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。23日は38大会140試合が行われ、岩手、茨城大会など4大会で決勝が行われる。

 自分のため、そして小笠原のためにも1人で投げきった。東海大相模のドラフト候補右腕・吉田が迎えた最大のピンチは、2―0の7回だ。安打と四球で無死一、二塁。ここで、前日に7回参考ながら12奪三振で完封した背番号1の左腕・小笠原がブルペンで投球練習を始めた。

 「(小笠原は)きのうの投球で疲れていると思うし、自分1人でゼロに抑えたかった」。気合を入れ直した背番号11は、後続の3人を打ち取ると、8、9回は3者凡退に仕留めた。3安打9奪三振での完封。今大会13回を投げていまだ無失点だ。

 0―0の均衡を破ったのも吉田のバットだった。5回2死三塁で「変化球ならごめんなさいという気持ち」と直球を振り抜き、中前への先制適時打。その後は小刻みに得点し、相洋の好投手・斉藤から4点を奪った。

 2年生だった昨夏の神奈川大会決勝・向上戦で、スライダーを武器に大会タイ記録の20奪三振をマーク。秋には最速151キロも記録したが、その後は精彩を欠き、最後の大会もエースナンバーは小笠原に譲った。ともにプロが注目する左右の両輪。「小笠原が後ろにいるので心強い」と言いながらも「同時に負けたくない気持ちも強い」とライバル心ものぞかせる。

 二枚看板の連日の快投。門馬敬治監督は吉田について「ストライクだけでなく、ボール球も良いボールを投げるようになった。もっと良くなると思う」と評した。次戦は昨秋の県大会で敗れた平塚学園と対戦。「平学には悔しい思いをさせられた。こんなところで負けるわけにはいかない」。2年連続の甲子園に向け、背番号11が調子を上げてきた。(須山 篤)

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