“9番・捕手”日本生命・椎名 大暴れ4打点「小林が抜けてとは…」

[ 2015年7月23日 05:30 ]

<西部ガス・日本生命>3回、適時打を放つ日本生命・椎名

第86回都市対抗野球第5日・1回戦 日本生命11―1西部ガス

(7月22日 東京D)
 捕手デーだ。1回戦3試合が行われ、最多57回目の出場となる日本生命(大阪市)が、11―1で今大会唯一の初出場の西部ガス(福岡市)を8回コールドで撃破。巨人・小林誠司捕手(26)がプロ入り後に正捕手となった椎名亮介捕手(26)が9番ながら2安打4打点と猛打をけん引した。Honda(狭山市)も9番の山崎裕貴捕手(24)が3安打4打点、トヨタ自動車(豊田市)は4番の木下拓哉捕手(23)が3安打2打点の活躍でそれぞれ2回戦に進出した。

 1年間持ち続けた悔しさをぶつけた。日本生命・椎名が3点を先制した直後の初回2死満塁から左中間を破る走者一掃の二塁打。さらに3回にも左前適時打を放ち、9番打者ながら序盤で4打点を稼いだ。

 「僕がマスクをかぶって初めての(都市対抗)勝利なのでうれしい。小林が抜けて、勝てなくなったと言われたくなかった」

 13年ドラフト1位で巨人に入団した小林誠司の後を受けて、昨季から正捕手となった椎名。しかし、昨年の都市対抗では初戦の東邦ガス(名古屋市)戦に敗れた。

 1学年年下の小林の強肩、配球面の攻めの姿勢を見習いつつ、練習に励んできた。「一番の課題」という肩は、スローイングの徹底した反復練習で二塁送球タイムは小林とほぼ同じ1・9秒。この日も4回に淵田の二盗を刺した。

 昨年の都市対抗決勝戦は、「来年はここでやるんだぞ、という思いを新たにするため」と大阪から自腹で東京ドームに駆けつけた。その決勝戦を制して初優勝した西濃運輸(大垣市)が2回戦の相手だ。

 「きょうのようにラッキーボーイ的な存在になれたらいい。どんなチームかは分かっているし、とにかく食らいついていきたい」。頂に駆け上がるには、遅かれ早かれ倒さなければならない相手だ。 (東山 貴実)

 ▼巨人・小林(日本生命OB。椎名について)優しい先輩でした。(大会が)始まる前、宿舎へあいさつに行きました。

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