原監督 打線改造的中!8番村田口火打&2番片岡先制2ラン

[ 2015年4月5日 05:30 ]

<巨・神>3回2死一、二塁、左越え3ランの片岡(手前)を出迎える原監督(右)

セ・リーグ 巨人9-5阪神

(4月4日 東京D)
 歴史的な阪神戦1000勝目。巨人・原監督は試合後、その数字を聞くと表情を引き締めて言った。

 「数々の歴史の中で刻まれている非常に重い勝負をやってきた両軍で1000勝に立ち会うことができたのは、非常によかった。今後、1000勝に恥じないような勝負をしたい」。巨人のユニホーム生活が今季で30年目。現役15年間にはチームが231勝、コーチ時代の3年間は50勝。12年目を迎えた監督としての134勝目が節目に刻まれた。合計415勝と4割以上に関わっている。

 開幕前には現役時代の甲子園でのヤジを懐かしそうに回想した。「エラーをしたら“へたくそ!へたくそ!”とコールされる。3回くらいはそのまま言わせて、(声に応えて)手を上げると止まるんだ」。ひりひりする勝負から生まれる厳しい阪神ファンの反応も、楽しんでいるようだった。

 この日は指揮官のタクトが、記念の白星を引き寄せた。昨年7月以来、通算3度目の8番起用となった村田が3回1死から左前打で口火。今季初の2番に抜てきした片岡が先制3ランを放った。

 特に印象に残っている試合を聞かれると、こう答えた。「本当にたくさんある。その質問ならきょうの1勝でしょうね。1000からまた1(1001勝目)にスタートするという部分では」。新たな激闘のページを重ねていく。

 ≪原VS阪神アラカルト≫

 ☆サヨナラ弾 83年5月5日(後楽園)に山本和から左翼に逆転サヨナラ2ラン。85年5月19日(同)にも、延長10回に福間からサヨナラ弾を放った。通算5本のサヨナラアーチのうち、2本が阪神戦。

 ☆自身通算300号 91年5月2日(東京ドーム)の5回、高村から左翼へ節目の一発。史上5番目のスピードでの大台に「いいところで打てて良かった」。通算150、200号も阪神戦。

 ☆初V 監督就任1年目の02年9月24日(甲子園)。試合は延長12回にサヨナラ負けも、マジック対象のヤクルトが敗れたためにリーグ優勝が決定。敵地・甲子園で6度、宙を舞った。

 ☆涙 同年限りでの退任が決まっていた03年10月7日(甲子園)。4万8000人のファンから「辰徳コール」が送られ、惜別セレモニーでは阪神・星野監督から花束を贈呈される。肩を抱かれて耳元で「くじけるな。必ず戻ってこい!」と言われ大粒の涙を流した。

 ☆13ゲーム差 08年10月8日(東京ドーム)に3―1で勝利。首位・阪神に最大で13ゲーム差を付けられていたが、直接対決での勝利で単独首位となり「興奮してます」。優勝マジック2を点灯させ、同10日にリーグV。

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