49歳山本昌が断言!来季優勝貢献なら「“最後にします”とは言わない」

[ 2014年11月6日 07:05 ]

現状維持で契約を更改した山本昌

 中日の山本昌投手(49)が5日、名古屋市内で契約更改交渉を行い、プロ32年目は現状維持の年俸4000万円でサイン。また山井大介投手(36)が国内FA権を行使せず年俸1億2000万円の3年契約で合意するなど、主力6選手が更改した。(数字は推定)

 山本昌が現状維持の年俸4000万円でサインし、50歳での現役が確定した。ただ、9月5日の阪神戦(ナゴヤドーム)で史上最年長登板、勝利記録を同時達成した「球界のレジェンド」は、まだまだ元気。次なる狙いをジェイミー・モイヤー(元ロッキーズ)が持つ49歳180日の大リーグ記録超えに定めた。

 「メジャーと日本はまた違うけど、1つの励みとして頑張りたい。今はこんな50歳とよく契約してくれたなと思うけど、契約してくれた以上は1つでも多く勝ちたい」

 昨季の契約更改で落合GMから「50までやれ。給料は変えない」と事実上の2年契約を提示されていた。「書面を交わしたわけじゃないけど口約束の方が重かった。そういう人だから」と笑った。来季について「最後になる確率9割以上でしょ。とっくに徳俵に乗っている」としながらも、「優勝してその中で貢献できたらもう1回考えましょうよ。(今は)“来年最後にします”とは言わない」と言い切った。

 10月2日に右目網膜剥離の手術を受けた。「視力も回復してきているし大丈夫」。衰え知らずの怪物投手が来年は世界にその名を轟かす。

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2014年11月6日のニュース