阪神、中島獲りへ条件上方修正「全力で獲りにいく」

[ 2014年11月6日 06:30 ]

アスレチックスからFAとなった中島

 阪神・中村勝広GMは5日、アスレチックスからフリーエージェント(FA)となった中島裕之内野手(32)について、「もう少し詰めないといけない。彼を全力で獲りにいくのが大前提。情報を集めて洗い直す必要がある」とした。

 満額提示で、一発で口説き落とす。阪神・中村勝広ゼネラルマネジャー(GM=65)が5日、大リーグ・アスレチックスからフリーエージェント(FA)となった中島裕之内野手(32)の獲得について、他球団の情報を精査した上で、正式オファーを出す考えを明かした。

 「もう少し詰めないといけない。彼を全力で獲りにいくのが大前提。情報を集めて洗い直す必要がある」

 より慎重を期す作戦に方針転換した。シーズン中から調査を継続していた阪神は、ア軍の独占交渉期間が終了する4日午後11時(米国東部時間同日午前9時)に、速攻オファーを出して誠意を示す構えだった。しかし、直前に回避。獲得を争う中島の古巣・西武をはじめとする他球団の動向を見極めることにした。西武は3年総額8億円の大型契約に「長期雇用プラン」を付帯するとも伝わり、阪神は後出しでそれらを上回る条件で逆転勝ちをめざす。

 阪神サイドが優位に立つためには、「3年総額9億円」が最低ラインか。球団内ではここへ来て中島サイドが代理人を変更したという情報もキャッチしており、当初用意していた待遇よりもさらに上積みを検討する可能性も否定できない。同GMは「マネーゲームはしたくない」とも語っており、オファーを出す段階で最大級の条件を用意。無用な駆け引きを必要としない点でも、阪神サイドの本気度が伝わってくる。

 鳥谷が海外FA権を行使する意向を固めており、現状ではメジャー移籍が有力となっている。本来、鳥谷の去就と中島獲得は別問題だったが、鳥谷流出による戦力ダウンは計り知れず、中島獲得は一歩も引けなくなった。ブルージェイズからFAとなった川崎宗則内野手(33)の獲得には消極的で、一途に中島との本格交渉に乗り出すつもりだ。

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