正力賞選考対象は秋山前監督1人だけ 満場一致、15分で終了

[ 2014年11月6日 11:40 ]

三度目の正力松太郎賞を受賞し笑顔で会見する秋山前監督

正力賞選考経過

 正力賞選考対象に名前が挙がったのは、ソフトバンクの秋山前監督一人だけだった。

 王委員長は「選手には投手、野手とも去年、一昨年と比べてずぬけた成績を残した者はおらず、選手からは該当なしということになった」と説明。一昨年は巨人の原監督と阿部が同時受賞し、昨年も24勝無敗の楽天・田中(現ヤンキース)が特別賞受賞など、選考に30分も要する激戦だった。しかし、今年は監督にも他に候補者はなく、選考は15分足らずで終了。満場一致で秋山前監督に決まった。

 今季のソフトバンクはシーズン144試合目に優勝を決め、CSファイナルSも最終第6戦に勝利。中西委員は「劇的だった」と評し、球団会長として戦いを見てきた王委員長は「チーム状況を見ながら一つ一つの勝利を積み重ね、ここ一番で負けなかった。選手の信頼も厚く、統率力のたまもの」。また秋山前監督がドラフト外入団だったことに「プロを目指す人にも大きな夢を与えた」と称賛した。

 ▽正力松太郎賞 日本のプロ野球の発展に大きな功績を残した故正力松太郎氏を記念し、1977年に制定された。プロ野球界に貢献した監督、コーチ、選手、審判員を対象に、選考委員会が選出する。受賞者は日本一に輝いた監督が多く、最多は第1回を含めて4度選ばれた王貞治氏。

 ◆正力賞選考委員 王貞治(委員長、ソフトバンク球団会長)、田口雅雄(野球ジャーナリスト)、杉下茂(野球評論家)、中西太(野球評論家)、山本浩二(野球評論家=欠席のため委任状) =敬称略、順不同=

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