日本ハム 大引 FAを表明 ヤクルト移籍か 残留は「限りなく少ない」

[ 2014年11月6日 16:25 ]

唇をかみながら会見する日本ハム・大引

 日本ハムの大引啓次内野手(30)が6日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した。

 千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で会見した大引は「今後の野球人生を考えた時に、他球団の話を聞きたい」と率直な心境を吐露。日本ハムは宣言後の残留を認めているが「(残留の可能性は)限りなく少ない」とした。

 今後は他球団からのオファーを待つことになるが、早くから獲得調査に乗り出しているヤクルトに移籍することが決定的となった。中島、西川、近藤ら若手の内野手が台頭してきたチーム事情に加え、大引は法大時代にヤクルトの本拠地・神宮で活躍し、東京に自宅も構えている。今後の交渉で翻意することは厳しい状況だ。

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2014年11月6日のニュース