PS史上最長6時間23分!ジャイアンツ、18回死闘制して突破王手

[ 2014年10月5日 13:04 ]

ナショナルズ戦の18回、右越えに勝ち越しの本塁打を放って、ベンチの祝福を受けるジャイアンツのベルト(AP)

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 ジャイアンツ2―1ナショナルズ

(10月4日 ワシントン)
 米大リーグのプレーオフ、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が4日(日本時間5日)に行われ、ジャイアンツ(ワイルドカード)が延長18回の死闘の末、ナショナルズ(東地区優勝)に2―1で勝利。2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。

 3回に1点を先行されたジャイアンツは、ナショナルズの先発J・ジマーマンを攻略できず、9回までわずか3安打。それでも9回2死からパニックが四球で出塁すると、代わった2番手ストーレンからポージーが中前打を放って2死一、二塁。サンドバルが左翼線を破る二塁打を放って土壇場で同点に追いついたが、一走のポージーは本塁でアウトとなり、試合は1―1で延長戦に突入した。

 その後両チームとも得点を奪えなかったが、18回に先頭のベルトが右越えに勝ち越しソロ本塁打を放って熱戦に決着。試合時間6時間23分はポストシーズン最長を更新し、延長18回は同最長タイとなった。

 ▼ジャイアンツ・ボウチー監督の話 両軍ともに素晴らしい投球だった。ベルトの本塁打が出た時はほっとした。うちの選手はタフだ。絶対に最後まで諦めない。

 ▼ナショナルズ・ウィリアムズ監督の話 9回にクローザーで締める予定だったが、うまくいかなかった。お互いに決め手を欠きながら、最後にやられた。切り替えてやるしかない。

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