原監督 7度目80勝!名将・水原に並んだ歴代2位タイ

[ 2014年10月5日 05:30 ]

<巨・D>さあ日本一ロードへ。本拠地最終戦に勝利しスタンドにサインボールを投げ込む原監督

セ・リーグ 巨人4-0DeNA

(10月4日 東京D)
 巨人は4日、DeNAを4―0で下し本拠地最終戦を白星で飾った。小山雄輝投手(25)と沢村拓一投手(26)が完封リレーし原辰徳監督(56)の歴代2位タイとなるシーズン7度目の80勝に花を添えた。右肘じん帯部分損傷で今季中の復帰が絶望的となった菅野智之投手(24)の抜けた穴を両投手がカバーする。

 原監督はチャンピオンフラッグを手に、阿部、村田らナインと東京ドームを一周した。本拠地最終戦。ファンの声援を受け、思いを新たにした。

 「いい報告ができてホッとしている半面、またひと山くるな、という緊張感がさらに増した。まだまだゆっくりとはさせてくれませんよ」

 王者らしい戦いで投打に圧勝した。今季81勝目。川相ヘッドコーチが指揮を執った1勝を除き、原監督にとってのシーズン80勝目だった。監督11年で7度目の大台到達は鶴岡一人監督(南海)の9度に次ぎ、巨人で名将と呼ばれた大先輩の水原茂監督と並ぶ史上2位タイ。「数字は積み重ね。80勝するチームをつくろうなんて頭の片隅にもない。ただ、目標を達成するには必要な数字なんだろう」と語る。毎年変化するチームを束ね、優勝ラインへと導く作業は簡単ではない。その偉業を本拠地で達成した。

 菅野が右肘じん帯の部分損傷で今季の復帰は絶望的になった。その中で小山と沢村が完封リレーを見せた。先発の小山は5回2安打無失点。全65球中49球が速球系。宝刀フォークに頼らず、右打者の内角を積極的に攻めた。CSファイナルステージを戦う東京ドームでは、今季無傷の5勝、防御率1・54と心強い。

 そして、沢村も4回1安打無失点。小山が「僕はチームを背負うことはできない。与えられた仕事をする」と話せば、沢村も「智之(菅野)もしっかりリハビリするでしょうし、早い復帰を願いつつ、チーム一丸となってやりたい」と言った。菅野を全員でカバーする。その思いが伝わる好投に、原監督も「2人とも大事な位置付け、役割をもった選手」と内海、杉内とともに、CSファイナルステージの先発投手として期待を寄せた。

 原監督は、最後に言った。「短期決戦の戦い方は知っている。いいコンディションで立ち向かいさえすれば、必ずいい戦いができると思う」。2年ぶりの日本一奪回へ自信を胸に戦う。その決意とともに、レギュラーシーズン最終戦の地、広島へと向かった。

 ≪鶴岡9度に次ぐ 史上2位タイ!!≫原監督(巨)が今季80勝目を挙げた。原監督のシーズン80勝以上は3年連続で通算7度目。80勝以上を7度は鶴岡監督9度に次いで、水原監督7度と並ぶ2位タイとなった。なお、チームとしては81勝目だが、原監督は5月5日の中日9回戦(ナゴヤドーム)を父・貢氏の見舞いで欠場。川相ヘッドコーチが指揮を執り勝利、記録上は川相監督代行の1勝となるため。

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