青木「今は負ける気がしない」 PS延長3勝以上は「世界一」率100%

[ 2014年10月5日 05:30 ]

<エンゼルス・ロイヤルズ>延長11回、ホスマーが決勝2ランを放ちベンチで大喜びする青木(前列中央)らロイヤルズナイン

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ロイヤルズ4―1エンゼルス

(10月3日 アナハイム)
 ロイヤルズは3日(日本時間4日)、第2戦を4―1で制し、エンゼルスに2連勝した。ワイルドカードゲームから3戦連続の延長戦となったが、11回に4番のエリク・ホスマー外野手(24)が決勝2ラン。リーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。過去にポストシーズンで延長戦に3勝したチームの「世界一」確率は100%。4打数無安打だった青木宣親外野手(32)も、本拠地カンザスシティーに戻る5日(同6日)の第3戦へ意気込んだ。

 3度も続けば、もはや神懸かりの領域だ。歓喜に沸くクラブハウスで、青木の声のトーンも自然と上がった。

 「今は負ける気がしない。チーム一丸となってやっている感じがするし凄く充実している」。ポストシーズン初戦から3戦連続で延長戦を戦うことも、3戦連続の延長戦勝利も大リーグ史上初。歴史的なミラクルだ。

 この日の主役は主砲のホスマーだった。1―1で迎えた延長11回1死一塁。真ん中付近に入った95マイル(約153キロ)の直球を右翼席に運び、「いいスイングができた。この勝ちは大きい」。ネド・ヨースト監督も「我々は積極走塁が売りだが、本塁打も打てる」と称えた。前評判ではエンゼルス優位だったが、投手陣がメジャー屈指の強力打線を封じ、競り合いに持ち込んだ。08年ドラフトの1巡目指名だったホスマーに加え、前日に決勝弾を放ったムスタカスも07年の1巡目指名。生え抜きの日替わりヒーローが快進撃を支える。

 地元は29年ぶりのポストシーズン進出に大盛り上がり。先月30日に警察署が「試合が終わるまで犯罪は起こさないように。我々も見たいから」とツイートし、この日は警察官同士で「きょうは(犯罪がなく)全然やることがない。ロイヤルズが犯罪防止を担ってる」と、つぶやき合うほどだった。

 舞台を地元に移し、5日の第3戦は大黒柱のシールズを投入する。4打数無安打の青木も第3打席で鋭い左飛を放ち「ある程度狙ったように打てたし、あの打席は満足している」。一気に地区シリーズ突破を決めるべく、「この勢いでカンザスで決めたい」と誓った。

 ≪ポストシーズン6連勝≫95年以降の地区シリーズで、敵地で2連勝スタートしたチームは過去に16チーム。うち14チームがリーグ優勝決定シリーズに進出している。また、ロイヤルズは1985年のワールドシリーズ第5戦からポストシーズン6連勝。球団史上最長記録となった。

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