西武 松坂獲り!元エース復帰へ背番18用意、中島と両獲り狙う

[ 2014年10月5日 05:30 ]

西武が背番号18を用意し松坂獲得へ動く

 西武が、今オフの補強としてメッツの松坂大輔投手(34)の獲得に向けた本格調査を開始することが4日、分かった。鈴木葉留彦球団本部長(63)が明かした。今オフにフリーエージェント(FA)になる松坂は、メッツを退団することが濃厚。日米全球団との交渉が可能となり次第、元エースの復帰に全力を尽くす。元西武の中島裕之内野手(32=アスレチックス傘下2Aミッドランド)の本格調査に続き、かつてのスーパースターも呼び戻す。

 楽天との今季最終戦から一夜明け。帰京のため、JR仙台駅に姿を現した鈴木葉留彦球団本部長は、かつてのエース・松坂の西武復帰に動くことを明らかにした。

 「彼が米国でプレーしたい気持ちは強いと思うが、(迎え入れる)準備はしている。これから(獲得に向けた調査を)進めていく」

 西武は今季63勝77敗4分けの借金14で、開幕から一度もAクラスに浮上することなくシーズンを終えた。楽天の結果次第では、球団が創設した79年以来、35年ぶりの最下位の屈辱を味わう。最大の敗因は投手陣。今季、2桁勝利を挙げたのは13勝の岸だけで、投手陣の立て直しが最重要課題となっている。2日に来季監督に就任した田辺監督代行もチーム再建に向け、「投手部門の強化を最優先にしてやっていきたい」と話していた。

 そこで白羽の矢を立てたのが、在籍8年間で3度の最多勝を獲得し、絶対的なエースとして君臨した松坂だった。11年6月に右肘の手術を受けてから3年。鈴木本部長は「(右肘の)故障からの復帰は順調。(本来の姿に)だいぶ戻ってきている」と判断した。松坂は今季3勝3敗1セーブ、防御率3・89で救援での登板が多かった。「先発をやりたいという気持ちは変わらない」と先発へのこだわりは強く、このオフにFAとなるため退団することが濃厚だ。現状は米球界残留が最優先。ただし先発でのオファーが届かなければ、日本球界という選択肢も現実味を帯びてくる。これらの状況を踏まえ、西武の編成担当は松坂の動向を常にチェックしてきた。

 日本復帰となれば、DeNAなど複数球団による争奪戦は必至だ。西武側も把握しており、かつて背負った背番号「18」を用意。松坂も「自分にとっては特別な番号」と思い入れが強い。メッツでは16だったが、レッドソックス時代は18を背負った。西武は昨オフに涌井がロッテに移籍したことで、現在空き番号になっているエースナンバーを交渉の切り札として最大限の誠意を見せる。

 西武は元主砲・中島の本格調査も既に開始している。松坂と中島は人気と実力を兼ね備え、西武ファンの間でも復帰を望む声は強く、鈴木本部長は「OBだから、中島も(松坂)大輔も一緒。(調査を)進めていく」と話した。中島だけではなく、スーパースターだった松坂も呼び戻し、強い西武を復活させる。

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