梅野「田淵以来」45年ぶりの開幕カード新人捕手安打

[ 2014年3月31日 08:04 ]

<巨・神>6回表2死、梅野は左前にプロ初安打を放つ

セ・リーグ 阪神3-12巨人

(3月30日 東京D)
 期待の若武者が「田淵以来」の安打を放った。ドラフト4位ルーキー・梅野がプロ4打席目で初安打を記録。寂しい話題ばかりが目立った開幕3連戦で、数少ない収穫となった。

 「打つ方はスタートというか、プロとしての第一歩。積極的に行こうと決めて、打席に入った。打ててよかったです」

 6回2死無走者。金田の代打に梅野の名がコールされた。その初球。大竹が投じたシュート気味の140キロを果敢に叩いた。打球は左前へ。将来の主軸候補が初めてスコアボードに「H」ランプをともした瞬間だった。阪神の新人捕手が開幕カードで安打を記録するのは69年の田淵幸一氏(スポニチ本紙評論家)以来45年ぶりの快挙。しかも巨人戦で打ったことに価値がある。その記念球は、小4時にがんで亡くした母・啓子さん(享年34)の墓前に供えるつもりだ。

 ただ、捕手は打つだけでは務まらない。6回の守備からはマスクをかぶったが、二神、鶴の2投手をリードして8失点。「守備の面で粘れず、悔しいです」。まだまだ一人前になるには勉強と経験が必要。とはいえ一つだけ確かなことがある。猛虎が待望する「打てる生え抜き捕手」になる素質は、十分に持ち合わせているということだ。

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