履正社 近畿対決制し3年ぶり4強!吉田が3安打4打点の活躍

[ 2014年3月31日 10:13 ]

<福知山成美・履正社>1回裏履正社1死二塁、吉田が中越えに先制三塁打を放つ。捕手佐野
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第86回選抜高校野球大会・準々決勝 履正社6―2福知山成美

(3月31日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第10日は31日、甲子園球場で準々決勝が行われ、近畿勢同士の対決となった第1試合は履正社(大阪)が福知山成美(京都)を6―2で下し、3年ぶりのベスト4入りを果たした。

 履正社は1回、井上の四球と犠打で1死二塁とし、吉田の中越え適時三塁打で先制。2回には、絹田の中前打を足場に築いた2死満塁から吉田のこの日2本目となる中越え三塁打と中山の左前打で4点を加えた。6回には2日から辻が四球を選び、吉田、中山の連打で1点を加え、リードを6点に広げた。3番の吉田はこの日3安打4打点の活躍。

 投げては2年生の溝田―永谷のリレーで、ここまで2試合連続2桁安打と打線が好調だった福知山成美打線を2点に抑えた。溝田は要所を締め8回途中まで2失点。救援の永谷は、9回の3者連続三振など、無安打の好投を見せた。

 福知山成美は8回、履正社の先発・溝田を攻め、先頭の代打・所が右中間への二塁打、西田が左前打の無死一、三塁で、中島も中前タイムリーで続き3連打で1点を返した。さらに、投手が永谷に代わった2死一、三塁で西元の二ゴロを二塁者が後逸する間に加点した。だが、2、3、6回と併殺で好機をつぶしたのが響き、初のベスト4進出はならなかった。

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