急造一塁手・木村からほころび 一昨年投手から外野手に

[ 2014年3月31日 07:11 ]

<西・楽>初回1死一塁、銀次(右)の一ゴロをさばいた木村だが、二塁へ悪送球してしまいガックリ肩を落とす

パ・リーグ 西武1-7楽天

(3月30日 西武D)
 初回1死一塁。西武の一塁手・木村はゴロを捕球すると、併殺を狙い二塁に送球した。「焦ったというのがある。(球を)引っ掛けてしまった」。送球は大きく左にそれて左翼方向へ。一、二塁とチャンスを広げられると2死からユーキリスの中前打で決勝点を奪われた。

 木村は一昨年に投手から外野手に転向。右翼のレギュラーを争っていたが、オープン戦で打率.310と結果を残し、戦列を離れる中村の代わりに開幕2戦目から一塁を任された。だが、キャンプでは一度も練習をしていない。このケースで二塁に送球する際には一塁走者と遊撃手が重なるため、走者を避けて送球しなければならないが、とっさに対応できなかった。

 2回には、1死一塁で鬼崎が遊飛を捕球後、飛び出した走者を刺そうと一塁へ送球。だが、走者を気にした木村が送球をそらし(記録は遊撃失策)、追加点につながった。急造一塁手の影響はほかの内野陣にも及んでいる。奈良原守備走塁コーチは「ミットに当たったのだから捕ってほしかった」と語る。伊原監督が掲げる「守り勝つ野球」のほころびが、開幕3連敗を招く結果となった。

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