藤田 死球治療後に交代で悔し涙、三塁まで行くも指揮官見かねて

[ 2013年10月31日 23:10 ]

10回、左脚への死球で負傷交代し、ベンチで悔し涙を流す楽天・藤田

日本シリーズ第5戦 楽天4―2巨人

(10月31日 東京D)
 楽天の藤田が死球で負傷し、途中交代した。2―2の延長10回1死二塁で、西村の速球が左膝のやや下あたりに当たった。治療の後にグラウンドへ戻り、続く銀次の適時打で痛みをこらえて三塁まで走ったが、見かねた星野監督が交代を告げた。

 代走で出た阿部はジョーンズの内野安打で生還。交代には涙を見せ「悔しい」と心残りの様子だったが、痛みを押しての力走で勝利に貢献した。試合後は「大丈夫です」と言いながらも車いすで引き揚げた。

 ▼楽天・佐藤投手コーチ(救援で5回を投げた則本に)「頑張った。もともと先発投手だもん。五回か六回で勝っていれば、いく予定だった」

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2013年10月31日のニュース