地元Vにファン大歓声 上原が「世界一」決める

[ 2013年10月31日 13:25 ]

カージナルスを破ってワールドシリーズを制し、喜ぶ上原(中央)らレッドソックスナイン
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Wシリーズ第6戦 レッドソックス6―1カージナルス

(10月30日 ボストン)
 米大リーグで屈指の人気を誇るレッドソックスが30日、ボストンで行われたワールドシリーズ第6戦でカージナルスを下し、地元では1918年以来となる「世界一」を決めた。試合を締めくくったのは今季、抑えとしてチームを支えた上原浩治投手(38)だった。

 9回、上原がストライクを取るたびに満員のファンから大歓声。高松市出身でボストン在住の会社員池田哲さん(36)は「ちょうどいいタイミングで見に来ることができた。上原とオルティスのファンなので良かった」と喜んだ。

 ボストンで生まれ育って衣料品店に勤めるジェニファー・エバンズさん(28)は「普通の秋より赤い服やアクセサリーが売れている。私もきょうは赤い下着よ」と気合が入っていた。

 市内は試合前から必勝ムード。地下鉄の駅構内では若者らが「レッツゴー、レッドソックス!」と連呼し、球場のフェンウェイ・パークに向かう車両内はユニホーム姿の人々ですし詰め状態。球場周辺は「チケット求む」と書いたカードを持った人々であふれた。(共同)

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2013年10月31日のニュース