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星野監督「オレのミステーク」…継投失敗で逆転負け

<巨・楽>故川上哲治さんが巨人監督時代につけていた背番号77をつけて練習を見つめる楽天・星野監督

日本シリーズ第4戦 楽天5―6巨人

(10月30日 東京D)
 序盤の3点のリードを守れずに逆転負け。楽天・星野監督は気持ちを切り替えるように、時折笑顔すら浮かべていた。

 「きょうは俺のミステーク。それだけだ。四(死)球はナンボ出したんや。12か。勝てるわけないよ。それも俺のミステーク」

 攻めの采配を繰り出すことはなかった。3点リードの4回無死一塁。打席には投手のハウザーを送った。2回にもバントを決められなかったハウザーはまたも走者を送れず無得点。その裏から、2番手に新人の宮川を送った。まだ序盤。総力戦を覚悟して臨んだ一戦で、代打に立たせたくない事情はあったが、結果的に宮川は1安打3四死球で、揚げ句に危険球退場。逆転への流れをつくった。救援陣の不安を、采配で埋め切れなかった。「勝ってる時には」とクローザーとしてブルペン待機させた則本へとつなぐことはできなかった。

 試合前に川上哲治氏の訃報が届いた。74年に巨人のV10を阻止したのが中日。星野監督は当時のエースだったが、川上氏は敵将である以上に、恩師でもある。「俺の背番号をつけて、俺を超えてみろ」との川上氏の言葉を受け、中日、阪神、北京五輪、そして楽天と監督で全て77をつけてきた。サインは筆を使うことや、読書の勧め。NHKの評論家時代、ゴルフの際は運転手を務めて川上氏から野球哲学を学んだ。岐阜・正眼寺に連れられ、座禅も組んだ。「大往生かな。野球に対する集中力は人生かけてのものがあった。本当に情に厚い方だったが勝負に対しては非情。それを学んだ」。巨人を倒し、自身初の日本一。絶対に勝たなければいけない理由が加わった。

 川上氏との最後の「会話」はリーグ優勝後に手にしたはがきだった。

 「お祝いもあったろうけど、最後までしっかりやれということだった」

 生前に報告できなかった日本一を届ける。私情はあと2勝するまで、心の奥に押し込める。

 ▼楽天・佐藤投手コーチ(12四死球の投手陣に)多すぎたな。安打の倍、四球だもん。

[ 2013年10月31日 06:00 ]

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