“先輩”大谷　決勝「東北対決」熱望　母校・花巻東にエール

右ほおを気にする大谷

第９５回全国高校野球選手権

　日本ハムの二刀流ルーキー・大谷が甲子園決勝での「東北対決」を熱望した。

　第１試合で母校の花巻東が勝利。休養を優先し睡眠中で試合は見ていなかったというが「接戦だったみたいだし、疲れていると思うので、しっかり休んでほしい」とエールを送り、６回に先制２ランを放った岸里については「相部屋だったし、活躍して凄い」と喜んだ。

　この日は２０日の楽天戦（山形）に向けて山形へ移動。ベスト４には日大山形も進出しており、大旗の「白河越え」は東北人の悲願だけに大谷も「自分もそこを目指してやってきた。日大山形も、どちらも頑張ってほしい」と語気を強めた。

　▼西武・菊池（１０年卒ＯＢ）本当にうれしい。佐々木監督は就任以来、常に日本一を目標に掲げてきた。監督のためにも勝ってほしい。日本一になって、東北に優勝旗を持っていってほしい。