中畑監督、劇的勝利に大興奮!「うちはあきらめないんだ」

[ 2013年8月20日 22:57 ]

<D・神>9回裏1死一、二塁、サヨナラ打を放ち、中畑監督(右)と抱き合って喜ぶ中村

セ・リーグ DeNA9―8阪神

(8月20日 横浜)
 試合後、DeNA・中畑監督は興奮していた。先発・三浦が3回でKOされ、大量7点のビハインドを背負った試合を、ものにしたのだから当然だった。

 「本当に何かを起こせるんじゃないかという、カガミのようなゲーム。みんながあきらめないで、キレないで、すぐに3点返せたのが大きかった」。

 いつも以上の早口で言葉をつないだ指揮官が、ポイントに挙げたのは3回、モーガン、後藤の2者連続弾だ。これで4点差に迫ったことが、その後の猛攻につながった。

 思い返せば、5月10日の巨人戦でも、一時は7点差をつけられながら、最後は多村の3ランでサヨナラ勝ちを飾っていた。「なかなか勝てないが、お客さんに強烈に印象を与えることができたんじゃないかな。うちの野球はあきらめない野球なんだ」。そう、まくしたてた指揮官。充血した目は、確かにCS進出を見据えていた。

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2013年8月20日のニュース