ダル 突然の制球難 6回以降に今季ワーストタイ4四球

[ 2013年8月20日 06:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>6回、適時打を浴び、天を仰ぐレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ3―4マリナーズ

(8月18日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュは18日(日本時間19日)、マリナーズ戦に先発し、7回1/3を7安打3失点で勝敗は付かなかった。チームは9回にネーサンがつかまり、3―4で敗れた。

 突然の制球難だった。5回まで無四球だった右腕が、6回以降だけで今季ワーストタイの4四球を与えた。「なかなか制球できないイニングもありますし、それがたまたまそうなったというだけ」と話したが、3イニング連続で先頭を歩かせ、6、8回は失点につながった。

 5回までストライク率は69・4%だったが、6回以降は51・7%。球数も5回まで62球と理想的なペースだっただけに、悔やまれる乱調だった。ロン・ワシントン監督は「制球力を失ったが、それでもよく投げた」と一定の評価を与えたが、優勝争いから脱落しているマ軍相手にカード負け越し。2位アスレチックスに0・5ゲーム差に詰められた。

 「試合をつくるのが先発の仕事。7回を3点以内に抑えるとか。そのことをやるだけ」とダルビッシュ。先発の仕事は果たしたが、求められるのはエースの仕事だと分かっている。

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2013年8月20日のニュース