夏の甲子園初の休養日 日大山形はフリー打撃で汗

[ 2013年8月20日 17:00 ]

大会史上初めて導入された休養日を迎え、打撃練習する日大山形ナイン

 第95回全国高校野球選手権大会は休養日の20日、前日の準々決勝で勝った各校が大阪市内などで調整した。日程の公平性や選手の健康面を配慮し、史上初めて休養日が導入された。

 21日は甲子園球場で日大山形―前橋育英(群馬)、花巻東(岩手)―延岡学園(宮崎)の準決勝を実施。4校とも初優勝を目指す。

 山形県勢で初めて4強に入った日大山形は打撃中心のメニューで、夏初出場の前橋育英はエース高橋光がノースローで調整した。2009年以来の準決勝進出となった花巻東はノックなどで体を動かし、初めてベスト4入りの延岡学園はティー打撃で感触を確かめた。

 ▼日大山形・荒木監督の話 一回気持ちを抜けるので、休みがあっていい。(前橋育英の)高橋光投手をどれだけ打てるか。粘る姿勢が一番大切。選手と一枚岩になって全力で戦いたい。

 ▼前橋育英・荒井監督の話 日大山形は打撃が良くて、力のある投手もいるバランスのいいチーム。高橋光がどれだけ抑えられるか、内野がしっかり守れるかがポイントになる。

 ▼花巻東・佐々木監督の話 選手の動きが良く、バットも振れている。いい状態できている。4強という意識は持たず、目の前の試合を戦う。東北2校が残っているので、強さを証明できたらいい。

 ▼延岡学園・重本監督の話 休養日はいいリフレッシュになると思う。花巻東は非常に実力があり、細かい野球をする。打者も振れているし、強い印象。自分たちの力を出せるように頑張りたい。

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