栗山監督“誤審”負け ヤクルト後輩の球審に「納得いかない 退場にしろ!」

[ 2012年11月2日 06:00 ]

<日・巨>4回無死一塁、加藤への投球で多田野が退場となり、抗議する日本ハム・栗山監督

日本シリーズ第5戦 日本ハム2―10巨人

(11月1日 札幌D)
 試合後の日本ハム・栗山監督の目は充血していた。当初、努めて明るく振る舞って始まった会見は、次第に早口となり口調も熱を帯び10分以上にも及んだ。

 「あいつ(柳田=やなだ=球審)は後輩だし性格もよく知ってる。まじめ。でも後輩もクソも関係ない。納得いかないものは納得いかないし、“(オレを)退場にしろ!”って言ったからね」

 抗議の相手はヤクルト時代、同じ外野手として定位置を争った5歳年下の柳田浩一球審だった。問題のシーン。捕手の鶴岡によると、同球審は最初、ファウルとコールしたが、原監督の抗議を受けて死球に変更したという。鶴岡は「あれはバットの音。ヘルメットの音ではない」と憤慨した。

 序盤で点差はまだ3点。ロング救援を期待して送り出した多田野がわずか8球で退場では計算が大きく狂ってしまう。シーズン中、判定に対してベンチを飛び出したのは2、3度あるだけ。温厚な指揮官が、就任以来初めて見せた鬼の形相だった。

 「ヘルメットに当たっている」と主張する柳田球審に対して「振ってるでしょ」と詰め寄ると、両手を広げるような大きなジェスチャーも交えて強い口調で抗議。一度は引き揚げかけたが、再びネット前の柳田球審の元へ詰め寄って計4分近く言い争った。

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