ボウカー また吉川討ち弾!シーズン3本塁打の男が…

[ 2012年11月2日 06:00 ]

<日・巨>2回1死一塁、右越えに2ランを放つ巨人・ボウカー

日本シリーズ第5戦 巨人10―2日本ハム

(11月1日 札幌D)
 巨人・ボウカーの力強い一振りが、阿部を欠く打線に火を付けた。2回1死一塁、吉川の内角低めの145キロを完璧に捉えた。値千金の先制弾。「ボウ!」と叫ぶ原監督と力強くグータッチを交わし、青い瞳を細めた。

 「(吉川と)数打席対戦しているので、いい形でいけた。当然、直球が頭の中にあったし、チームを先制させられてよかった」

 10月27日の第1戦でも、吉川のスライダーを右越え3ラン。その試合は5打点を叩き出し、白星発進に導いた。だが、第2、3戦は無安打で、前日の第4戦はベンチ入りメンバーから外れて試合開始直後に帰宿。自室ではテレビ中継にかじり付いていたという。「なるべく前向きに、いつ呼ばれてもいいように準備はしておこうと思っていた」。悔しさを押し殺し、起用に応えた。

 阿部にはシーズン中から助言を請うなど直接指導も受けてきた。「お世話になったし彼がいないのは痛いが、みんなでカバーするしかない」とボウカー。レギュラーシーズンで計204打席で3本塁打だった男が、内海と並んでシリーズMVP最有力候補に躍り出た。

 ≪シリーズ計7打点は外国人最多タイ≫先発7番のボウカー(巨)が先制2号2ラン。巨人の外国人で同一シリーズに2本塁打は08年ラミレス以来5人目になる。打点は第1戦に先発8番で5打点を挙げており計7打点。巨人の同一シリーズ最多打点は66年長嶋の9打点だが、外国人では61年のエンディ宮本と並ぶ最多タイだ。また、7番以下の下位でシリーズ7打点以上は84年福原(阪急)、00年村田真(巨)の7打点に次ぎ3人目。

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