多田野 怒「だます方もだます方。だまされる方もだまされる方」

[ 2012年11月2日 06:00 ]

<日・巨>4回、危険球で退場処分になった日本ハム・多田野

日本シリーズ第5戦 日本ハム2―10巨人

(11月1日 札幌D)
 日本シリーズ初の危険球退場となった日本ハム・多田野は試合後も怒りが収まらなかった。「だます方もだます方。だまされる方もだまされる方」と加藤が死球を演じたとの見方を示した。

 今シリーズ初登板となったが、わずか8球での降板。最後まで納得がいかない様子だった。

 ≪シリーズ退場は阪急・岡村以来43年ぶり2人目≫多田野(日)は4回、9番加藤への初球が危険球となり退場処分を受けた。日本シリーズの退場は、69年巨人―阪急第4戦(後楽園)の岡村捕手(阪急)以来43年ぶり2人目。岡村の退場理由は、土井(巨)の本塁への突入をセーフと判定した岡田球審に対する暴行で、危険球退場は多田野が初めてだ。

 ▼日本シリーズの伝説の本塁突入 69年10月30日に後楽園球場で行われた巨人―阪急との第4戦、3点を追う巨人は4回無死一、三塁から重盗を仕掛けた。阪急の捕手・岡村が二塁へ送球し、二塁手・山口がベースの手前でカットし本塁へ送球。三塁走者の土井が本塁へ突入し、ブロックの隙間に左足を伸ばした。際どいタイミングながら得点が認められると、判定に岡村が激高。岡田球審をミットで殴打し日本シリーズ史上初の退場処分を受けた。この走塁は翌日、新聞紙上でタッチより早く足が本塁に触る決定的な瞬間をとらえた写真によって判定が正しかったことが証明された。土井は「岡村さんのブロックはほぼ完璧だったが、わずかに隙間があった」と話し、岡村は「男を下げた」とコメントした。

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