中日 岩瀬ら4選手に“引退意識調査” 球団代表「こちらは遠慮はしない」

[ 2012年11月2日 07:19 ]

 えっ、早くも来季後の進路相談!?中日の球団幹部が山本昌投手(47)、山崎武司内野手(43)、岩瀬仁紀投手(37)、川上憲伸投手(37)の4選手に“引退意識調査”を行っていたことが1日、分かった。

 前日の10月31日に名古屋市内のホテルで坂井克彦球団社長(67)、佐藤良平球団代表(56)、井手峻編成担当(68)が各選手と面談。来季の現役続行を後押ししながらも、その後の去就についてはシーズン中から話し合っていく方針を伝えた。

 「辞める、辞めないという話になっても、こちらは遠慮はしないと言った。お互い疑心暗鬼になるのはやめよう、オープンに話し合っていこうということです」。

 佐藤代表が内容の一部を明かした。ベテラン陣への配慮からとはいえ、見方によっては引退勧告の下準備とも受け取られかねない。山本昌と山崎は、悩んだ末に現役続行を決断した経緯があるが、今季セーブ王となった岩瀬や、日本復帰1年目の川上まで対象となった。ずば抜けた実績を誇る4選手だが、来季は背水の陣を余儀なくされそうだ。

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2012年11月2日のニュース