小久保の粘りから多村の先制打も…ソフトバンク痛い逆転負け

[ 2012年10月17日 21:50 ]

パ・リーグCSファイナルS第1戦 ソフトバンク2―3日本ハム

(10月17日 札幌D)
 ベテランの執念は勝利には結びつかなかった。ソフトバンク・陽耀勲、日本ハム・吉川がお互いに一歩も引かない投手戦。ソフトバンクは7回に2点を先制しながら直後に逆転を許し、大事な初戦を落とした。

 ソフトバンクに先制点を呼び込んだのは、ベテラン選手の意地と執念だった。0―0で迎えた7回1死一、三塁。打席には今季限りでの引退を表明している小久保。バットを一握り短く持ち、粘りに粘って日本ハム・吉川に12球投げさせた。3球ファウルを続けた後、最後は内角低めのワンバウンドするカーブに空振り三振。だが、執念は引き継がれ、続く多村は146キロの内角速球にバットを折りながら中前へ2点適時打。ベンチは一気に盛り上がった。

 しかし、その裏1死二塁から陽耀勲が糸井に同点2ランを浴び、救援陣も打たれて逆転負け。秋山監督は「あの一発は頭にはなかった。(陽耀勲の交代が遅れ)そうだな。2点までだった」と振り返り、小久保は「ハムは強いと感じた。選手起用も当たった。勝ちきりたかった」と悔しがった。

 アドバンテージの1勝を合わせて0勝2敗となり、日本シリーズ連覇の夢をつなぐためには残り5試合で4勝が必要と厳しい状況に追い込まれてしまった。

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