兄弟対決よりチームの勝利!陽岱鋼、兄から逆転の足掛かり打

[ 2012年10月17日 20:52 ]

パ・リーグCSファイナルS第1戦 日本ハム3―2ソフトバンク

(10月17日 札幌D)
 好投を続ける兄の勝利を打ち砕く足掛かりを作ったのは弟のバットだった。クライマックスシリーズ(CS)初の兄弟対決。兄のソフトバンク・陽耀勲は4回まで1人の走者を出さず、6回を終えて1安打ピッチング。チームは7回に多村の中前適時打で2点を先制していた。

 その裏、先頭打者で打席に入った日本ハム・陽岱鋼は初球、内角高めのスライダーに差し込まれながらも中前へ運び、チーム2本目となるヒットで出塁。杉谷の送りバントで二塁に進むと、3番・糸井に同点2ランが飛び出し、兄を降板に追い込んだ。陽岱鋼は「大きな試合で3打席全部が記憶に残っている。勉強になったことはたくさんあった」と振り返った。

 「先頭打者が塁に出ることでチームも盛り上がると思う」と話していたが、初回の第1打席は遊ゴロ、4回の第2打席も中飛に打ち取られていた。それでも“3度目の正直”となった7回に先頭打者で中前打。チームにとっても大きな1本となった。

 チームは救援陣も打ち込んで3―2で逆転勝ち。大事なファイナル初戦をものにし、アドバンテージを含めて通算2勝とし、悲願の日本シリーズ進出に大きく前進。陽岱鋼にとっては兄弟対決に勝つ以上に意味のある一打となった。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年10月17日のニュース