ヤンキース サヨナラ王手!黒田9回途中2失点、イチ無安打

[ 2012年10月11日 12:15 ]

オリオールズ戦の12回、サヨナラ勝ちし、笑顔でベンチを飛び出すヤンキースのイチロー(左)

ア・リーグ地区シリーズ第3戦 ヤンキース3―2オリオールズ

(10月10日 ニューヨーク)
 ヤンキース(東地区)は10日、ニューヨークで行われたア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)第3戦で、延長12回、イバネスのソロ本塁打でオリオールズ(ワイルドカード)に3―2でサヨナラ勝ち。対戦成績を2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出へあと1勝とした。

 黒田は2本塁打を許したものの、8回1/3で5安打2失点と先発の役割を果たし、イチローは「2番・左翼」で5打数無安打だった。

 黒田は1回、いきなり1番マクロースに中前打を許し無死一塁とされたが、二盗を狙った走者はタッチアウト。後続も打ち取り無失点で終えた。

 イチローは1回に第1打席、カウント2―2から92マイル(148キロ)の直球を打ち上げて二飛に終わった。

 2回、黒田はシンカーでジョーンズ、ウィータースをともに二ゴロに打ち取って2死とすると、ベテランのトーミをスライダーで投ゴロに抑えて三者凡退。しかしトーミの打球が右足ふくらはぎに当たるアクシデントも。

 黒田は3回、先頭のレイノルズをシンカーで遊ゴロに打ち取ったが、続く新人フラハーティには初球の低めスライダーを右翼スタンドに運ばれ、ソロ本塁打で先制点を献上。マチャドはスライダーで空振り三振に斬ったが、1番マクロースはシンカーを中前に運ばれ2死一塁のピンチ。それでも後続を抑えて1失点にとどめた。

 その裏、ヤンキースは1死からマーティンが左超え二塁打。続くチャベスは一ゴロに終わったが、1番ジーターが中超えの三塁打を放って同点に追いついた。続くイチローは中飛に終わり、勝ち越しはならなかった。

 4回、黒田は先頭のデービスを歩かせ、続くジョーンズにはシンカーを左前に運ばれ無死一、二塁。続くウィータース、トーミを打ち取って2死としたが、レイノルズに死球を与えて2死満塁のピンチを招いてしまう。それでもフラハーティをシンカーで投ゴロに打ち取り、何とか無失点でしのいだ。

 黒田は5回に再び失点。先頭の新人マチャドに初球のスライダーを左翼席に運ばれ、勝ち越し弾を浴びてしまう。しかし続く1、2番を抑えて2死とし、デービスにはこの日2個目の死球を与えたが、4番ジョーンズを一直に打ち取った。

 黒田6回は立ち直って三者凡退。シンカーでウィータースを投ゴロ、トーミを二ゴロに打ち取り、レイノルズはスライダーで三ゴロ。わずか5球で終えた。イチローはその裏、無死一塁から初球のツーシームを打って二ゴロに終わったが、俊足を生かして一塁セーフとなり2死一塁。しかし続く3、4番が連続三振に終わり、同点機を逃した。

 黒田はシンカーとスプリットがさえ、7回も3人で終えた。7回までで90球を投げ、5安打2失点、2三振3四死球。

 黒田は8回、シンカーで先頭のハーディを三ゴロ。続くデービスはスプリットで左飛に打ち取り、ジョーンズはシンカーで追い込んでスライダーで空振り三振に斬った。9回は先頭ウィータースをシンカーで一直に打ち取り、マウンドを下りた。8回1/3で105球を投げ、5安打2失点、3三振3四死球。

 1点ビハインドの9回、イチローは先頭で登場し、2球目のツーシームを打って左飛。しかしロドリゲスの代打として登場したイバネスが右翼席へ同点ソロを叩き込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 ジラルディ監督の采配が的中し、試合は延長戦に突入。イチローは2―2の延長11回2死無走者で迎えた第5打席、三邪飛に倒れた。

 ヤンキースは延長12回、先頭のイバネスが右翼席へサヨナラ弾を放ち、試合を決めた。

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