浩二ジャパン初陣4番は中田!唯一実名挙げ「見たい」

[ 2012年10月11日 06:00 ]

3月の東日本大震災復興支援試合に出場した際の中田

 浩二ジャパンの4番はこの男でスタート。山本浩二監督(65)率いる侍ジャパンの初陣となる11月(16日・ヤフードーム、18日・札幌ドーム)のキューバとの国際親善試合で、日本ハム・中田翔内野手(23)がメンバー入りしたことが10日、分かった。同戦はWBCとは別に若手に貴重な国際経験を積ませることを目的にメンバー選考。今季24本塁打を記録した中田が4番を務めることは確実だ。また、日本ハム・斎藤佑樹投手(24)も同メンバー入りする。

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 WBC3連覇を目指す浩二ジャパンに勢いをつけるのは、この男しかいない。中田に期待する山本監督の言葉が全てだった。

 「今回のキューバ戦では若手を見てみたい。例えば中田とかね」

 指揮官がこの日、唯一、日本球界の選手で具体名を挙げたのが中田だった。中田は今季チームで全144試合に4番として先発出場。過去2回のWBCをスポーツキャスターとして取材した栗山監督が「日本を代表する選手になるにはタフさが必要」と痛感したことで、開幕からどんなに不振に陥っても4番を外すことはなかった。打率こそ・239に終わったが、24本塁打、77打点はチームトップ。勝利打点17はリーグトップと、ここぞの場面で無類の勝負強さを発揮した。

 その若き主砲の成長ぶりを見てきた山本監督は「将来の4番になる男。キューバ戦で経験を積ませたい」と話しており、メンバー入りを即決。指揮官は若手中心の編成となるキューバ戦で中田を4番に据え、3月のWBC本戦で西武・中村、巨人・阿部らと4番を争わせたい意向を持っているといわれる。

 中田は今年3月10日の東日本大震災復興支援試合の台湾代表戦(東京ドーム)で、チーム最年少の22歳で初の代表入り。同戦では途中出場ながら、適時打を含む2安打2打点と活躍した。試合後には「こういう舞台は本当にありがたい。楽しくて仕方なかった。頑張って活躍したら、また(侍ジャパンに)呼んでもらえる。そういう選手になりたい」と話し、来春のWBCを強く意識した発言もしていた。

 また、入団時には中田は将来の大目標として「30歳でヤンキースに移籍。目標はAロッド」と話すなど、その視線は「世界」も捉えてきた。それだけに、国際大会は心躍る舞台なのだ。

 中田はこの日、CSの調整で秋季教育リーグ(フェニックスリーグ)出場のため宮崎入りした。まずはチームの4番として日本一を目指す。そしてその先には、「日本の4番」として世界一を目指す舞台が待っている。

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