松井 第1回は王監督出場要請も辞退、第2回は球団からストップ

[ 2012年10月11日 08:08 ]

 来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンに、今季途中にレイズを戦力外となった松井秀喜外野手(38)が招集される可能性が10日、急浮上した。同日、都内のホテルで就任会見に臨んだ山本浩二監督(65)が「実績のある選手。(実戦から)ブランクはあるけど、練習をしていると聞いている」と話し、動向に強い興味を示したもの。

 松井は第1回、第2回大会ともにチーム事情などでWBCには不参加だった。06年の第1回大会は、前年12月2日に王監督から直々に出場要請を受けるも、態度を保留。しかし所属するヤンキースは選手派遣に強い難色を示し、松井も4年総額62億円の大型契約を結んだばかり。開幕を万全の状態で迎えたいとの意向もあり、同26日に辞退が正式決定した。

 本人は「2つの目標を追うことで、特にヤンキースでワールドチャンピオンになるというアメリカ行きを決断した時の大きな夢が、おろそかになるのを恐れる自分がいた」などの談話を発表。松井は王監督に辞退の意を伝えた際には便せん10数枚の手紙を渡し、自ら謝罪の電話もした。

 09年の第2回は、前年11月21日のスタッフ会議でも45人の候補選手に入り、本人も出場に向けて熟慮していたが、ヤ軍からストップがかかり不参加となった。松井は左膝痛で08年6月27日から8月18日まで53日間、故障者リスト(DL)入り。加えて9月22日に左膝の手術も受けた。WBCの規定では45日間以上DLに入った選手は出場には球団の許可が必要で、キャッシュマンGMは「不参加は決定事項」と断言。松井から電話をもらった日本代表の原監督は「中心打者として活躍してくれる確信があったんだけど…」と残念がった。

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