ロッテ新監督に伊東氏確実 球団が方針決定、受諾へ

[ 2012年10月11日 21:17 ]

ロッテの新監督就任が確実となった伊東勤氏

 プロ野球ロッテの新監督に、前西武監督の伊東勤氏(50)の就任が確実になったことが11日、分かった。球団が今季限りで退任した西村徳文監督の後任として、就任を要請する方針を固めたことが球界関係者の話で明らかになった。伊東氏はことしからの2年契約で韓国プロ野球斗山のヘッドコーチに就任したが、受諾に支障はないとみられる。

 伊東氏は熊本工高―埼玉・所沢高から西武球団職員を経てドラフト1位で1982年に西武入り。強肩と巧みなリードで球界を代表する捕手に成長し、チームの黄金期を支えた。西武監督就任1年目の2004年には日本一に輝き、07年まで4年間指揮を執った。09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では総合コーチとして大会2連覇に貢献した。

 ◆伊東 勤(いとう・つとむ)熊本工高―埼玉・所沢高から西武球団職員を経て82年、ドラフト1位で西武に入団。頭脳的なリードなどでリーグを代表する捕手として活躍し、西武の黄金期を支えた。03年限りで現役を引退し、04年から西武の監督に就任。1年目に日本一に輝いた。現役通算成績は2379試合に出場し、打率2割4分7厘、156本塁打、811打点。監督通算成績は4年間で287勝257敗5分け。今季から韓国プロ野球斗山ヘッドコーチ。50歳、熊本県出身。

続きを表示

2012年10月11日のニュース