阪神 和田監督 金本、城島引退…世代交代で「また違ったチームに」

[ 2012年10月10日 19:08 ]

 阪神の和田豊監督が10日、大阪市内の阪神電鉄本社でオーナー報告。2年連続Bクラスの5位に終わったシーズンを総括。来季の巻き返しを誓った。

 金本、城島の引退を受け「チームが過渡期という時期に入っていくと思います。その中で世代交代というところで、若手の台頭が必要不可欠だと思いますので、今のままではまだ力が足りないと思います。とにかくここから鍛えて鍛えて、レギュラー争いをして経験を積んだ中で、1人でも2人でも出てきてくればと思います」と上本、大和、新井良らの成長に期待。「後半戦に関しては、結構足を使えるようになってきていますので、そういうところも生かしながら、躍動感のあるチームにしていきたいと思います」と語った。

 今季、プロ初登板を果たした歳内、岩本ら若手投手陣についても言及。「その辺りがローテの5番目、6番目に入ってくると、チームも活性化していくと思います。1人でも2人でもそういう選手が、ピッチャーだけではなく野手でも、そういう選手がレギュラーを獲ってくれると、また違ったチームに変わっていくと思います」とベテランが抜けた後のチームの変貌を待ち望んでいた。

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2012年10月10日のニュース