崖っぷちのジャイアンツ 主砲の1本で息を吹き返す「きょうで流れが変わる」

[ 2012年10月10日 11:10 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦 ジャイアンツ2―1レッズ

(10月9日 シンシナティ)
 主砲の1本でジャイアンツは息を吹き返した。

 延長10回、ジャイアンツは先頭の4番ポージーが右前打で出塁、続くベンスも左前打を放ち、この試合初めて連打が出て、プレッシャーをかけると、捕逸と三塁の失策を誘い、欲しかった1点を入れて逃げ切った。

 負ければシーズン終了。西地区優勝の喜びもどこかへ消えてしまう一戦に踏ん張ったことに、捕手でもあるポージーは、自身の安打よりも「きょうはブルペンが最高の仕事をした」と、第2戦で13安打9得点のレッズ打線を投手陣が4安打1得点に抑えたことを勝因に挙げた。

 まだ崖っぷちに立たされていることは変わりない。だが、ポージーは自信を持って言った。「きょうで流れが変わる。この1勝は大きい」。ジャイアンツの反攻が始まった。

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2012年10月10日のニュース