山本浩二監督 侍ジャパンは「点を取られない投手力のチームに」

[ 2012年10月10日 17:12 ]

新ユニフォームに袖を通す山本監督

 元広島監督の山本浩二氏(65)が10日、WBC日本代表「侍ジャパン」の監督に就任し、都内で会見を行った。

 新ユニフォームで背番号88を背負う山本監督は、「優勝は大変で厳しい。それでも勝利に向かって走っていくのが侍ジャパン」と3連覇に向けて抱負を語った。

 山本監督は会見中「チームを一つに」と繰り返し強調。「大舞台での勝負を望む選手は多い。選手のモチベーションは上がっていると思う」と、これから具体的に選考する選手たちに期待を込めた。目指すチームについては、「点を取られない投手力のチームになれば」と話したが、エースについては名言を避けた。

 ▼加藤良三コミッショナーの話 WBCで勝つことは非常に難しい。3連覇を目指して頑張るという観点から、この人なら最善を尽くしてくれるだろうという人を選んだ。私は大変満足している。

 ▼王貞治特別顧問の話 若い選手とコミュニケーションを取るのが非常に上手。一つの目標に向かって戦うには、素晴らしい人に受けてもらった。

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2012年10月10日のニュース