岩隈　最下位チームのために中継ぎ待機へ

　楽天・岩隈が０１年のプロ初登板以来、シーズンでは９年ぶりに中継ぎを務める可能性が浮上した。１７日の日本ハム戦（Ｋスタ宮城）が前半戦最後の先発予定だが、その後の４試合は中継ぎで待機する。

　借金６の最下位ながら、ＣＳ出場圏内の３位ソフトバンクまで５・５ゲーム差。佐藤投手コーチは「岩隈にブルペンにいてもらえれば助かる。次回の登板を見てからだが、中継ぎをお願いする可能性もある」。昨季も球宴前に田中が先発して中２日で中継ぎ登板した。歴代２位の１９７試合連続先発登板中の岩隈を救援待機させ、勝てる試合を確実にものにする考えだ。