球宴本塁打競争 オルティス圧勝で初V

[ 2010年7月13日 12:29 ]

オールスター戦前日の本塁打競争で優勝し、トロフィーを掲げるレッドソックスのオルティス

 米大リーグ、オールスター戦前日の恒例イベント、本塁打競争が12日、エンゼルスタジアムで行われ、オルティス(レッドソックス)が初優勝した。

 ア・ナ両リーグから4選手ずつが出場。本塁打以外の打球をアウトとし、10アウトまでの本数を競った。1回戦で最多の13本を放ったハート(ブルワーズ)ら上位4人が準決勝に進出。1回戦との合計がともに21本だったオルティスとラミレス(マーリンズ)が勝ち上がり、決勝ではオルティスが11本、ラミレスは5本だった。

 ≪冗談も飛び出した34歳「年だからね」≫レッドソックスのオルティスが4度目の出場で本塁打競争を初めて制した。1回戦は8人中3位の8本にとどまったが、準決勝で13本、決勝で11本と安定した力を発揮した。34歳のスラッガーは、「自信はなかったよ。年だからね」と、軽妙な冗談で笑わせた。

 前半戦は打率2割6分3厘、18本塁打。好不調の波が激しいという批判もあったが「僕がどれだけ努力しているか知らない人もいるけれど、一生懸命準備をして、ベストを尽くしている」と胸を張った。(共同)

続きを表示

2010年7月13日のニュース