巨人、首位守った!長野が延長12回に勝ち越し3ラン

[ 2010年7月13日 18:06 ]

12回巨人1死一、二塁、長野が右越えに勝ち越しの3ランを放つ

 セ・リーグの首位攻防戦、阪神―巨人13回戦は13日、甲子園球場で行われ、巨人が7―6で競り勝ち、首位の座を守った。4―4で迎えた延長12回に長野が右越え3ランを放った。巨人は連敗を4で止め、阪神との差は1・5ゲーム差となった。

 先手を取ったのは巨人。3回1死二、三塁から松本の一塁強襲安打で2点を先制。阪神は4回に平野、マートンの連打で無死一、二塁とし新井の左前適時打でまず1点。続くブラゼルの右翼線二塁打で2点を奪い、逆転に成功。さらに無死一、二塁から林が右前適時打を放ち、この回四球をはさみ5連打で4点を奪った。
 しかし、巨人も7回2死一、二塁から松本の打球が一塁ブラゼルの失策を誘い、一気に2者が生還して同点に追いついた。
 阪神は4―4の9回、守護神の藤川をマウンドへ。死球と左前打、暴投で無死二、三塁のピンチを招いたが、坂本を一邪飛、松本、小笠原を連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。その裏、阪神は1死一、二塁のサヨナラ機に新井が遊ゴロに倒れ、延長に突入。
 巨人は延長12回1死一、二塁から右越えに3ランを放ち、3点を勝ち越し。阪神はその裏、鳥谷の2ランで1点差に迫ったが、反撃もそこまでだった。

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2010年7月13日のニュース