ヤンキースのオーナー、スタインブレナー氏死去

[ 2010年7月13日 23:10 ]

 米大リーグのニューヨーク・ヤンキースは13日、有名選手を次々と獲得してチームを強化したことなどで知られる名物オーナーのジョージ・スタインブレナー氏が同日朝(日本時間同日夜)に自宅のあるフロリダ州タンパで死去したと発表した。80歳だった。米メディアによると強度の心臓発作をおこし、病院に搬送されていた。

 1973年にヤンキースを買収してオーナーに就任。徹底した勝利至上主義で、チーム強化を図り、2003年には巨人からフリーエージェント(FA)となった松井秀喜選手を獲得した。在任中、ワールドシリーズで7度優勝。一方で、方針をめぐって対立した監督をすぐ解雇するなど感情の激しさでも有名だった。
 08年からは実質的なチーム運営を2人の息子に任せていた。(共同)

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2010年7月13日のニュース