横浜 「平成最弱」下馬評覆す“逆転の夏”幕開け

[ 2010年7月13日 06:00 ]

<横浜・津久井浜>6回を完全投球の横浜先発・斎藤

 【神奈川・横浜8―0津久井浜】横浜は9安打8点で7回コールドの快勝。先発の2年生エース・斎藤が6回まで完全投球を見せれば、7回から登板した1年生左腕の山内も1イニングを1安打無失点に抑えた。

 渡辺監督がOBで80年夏の優勝投手の名前を出し「愛甲のようになってもらいたい」と期待する山内の好投は収穫。だが、5年ぶりノーシードの今大会だけに指揮官は「走塁ミスもあった。これじゃ上に行ったら勝てない」と厳しかった。昨秋県大会は初戦敗退。今春も3回戦敗退で「平成最弱」と評されるチーム。甲子園春夏25回出場の名門も3季連続出場を逃している。下馬評を覆す、逆転の夏が始まった。

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2010年7月13日のニュース