柳ケ浦 今は亡き球友との“最後の夏”は順延に

[ 2010年7月13日 06:00 ]

 【大分・柳ケ浦―大分豊府 雨天順延】柳ケ浦は昨年7月11日、開会式当日のバス横転事故で、控え部員の吉川将聖さん(当時2年)が亡くなって1年。12日は吉川さんとの“最後の夏”の火ぶたを切る大分豊府との初戦だったが、雨で順延となった。

 前夜のミーティングで藤久保監督は「つらい思いをした選手たちが勝って、頑張っている姿を見せんといかん。それが吉川の供養になる」と話し掛けた。田嶋主将は「口には出さなくても、いろんな思いを自分たちも周りも持ってる。その思いのために絶対に甲子園に行きたい」と誓った。

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2010年7月13日のニュース