唐川5勝!根元ランニング弾でアシスト

[ 2008年7月11日 21:30 ]

インタビュー後、唐川(左)が自身の5勝目、根元がチーム4本目のランニング本塁打をアピール

 【ロ4―0楽】ロッテが3連勝で5位に浮上した。新人の唐川が7回1/3を7安打無失点で5勝目。0―0の8回に大松の犠飛で均衡を破り、9回に根元のランニング本塁打で3点を加えた。楽天は1分けを挟み3連敗。好投の青山を見殺しにした。

 ≪リードした新人王争い≫序盤は直球がシュート回転するなど、危険な兆候が見えた。ロッテの唐川自身もそう感じていたという。「状態がいいとは言えなかった」。投げながら修正する必要があった。それも0―0という投手戦の中で。
 唐川の持ち味は自らが言うように「力感がないフォーム」だ。だが、制球難の時には力みがある。それを修正する術は既に高校時代に確立していた。
 「カーブを投げて直球の調子を上げる」という方法だ。最も腕を強く振るのに、最も球速が遅い変化球。これを多投することで、ゆったりとした本来のフォームに微調整した。決め球にもなるほどのこのカーブで、回を重ねるごとに、直球の甘さをなくしていった。
 これほどの緊迫した展開でも「心境は変わらない。1球に集中している」と唐川。展開に心を乱し、制球力を狂わせることもなかった。投手戦に耐える技術に加え、気持ちの強さもあることを証明した。
 初完封こそ逃したが、両リーグのルーキーではトップの5勝目。新人王争いをリードしている。「欲を出さずに目の前の打者、目の前の1球に集中していきたい」。日ごとに投球も言動も洗練されていく。

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