巨人 チーム一丸で二岡ショック吹き飛ばす

[ 2008年7月11日 06:00 ]

<阪神・巨人>内海を迎える原監督と上原

 【巨人8―3阪神】チーム一丸で猛虎の連勝を止めた。巨人は10日、阪神戦で高橋由伸外野手(33)と阿部慎之助捕手(29)が本塁打を放つなど12安打で8得点。投手陣も“トリプルK”を投入して逃げ切り、首位を独走する阪神に今月初黒星をつけた。クライマックス・シリーズ(CS)進出争いがヒートアップする中、チームは貯金を今季最多タイの3とした。

 敵地・甲子園で主導権を握り続けた。打線が理想的に先制、中押し、ダメ押し。投手陣も上原(浩治)、豊田(清)、クルーンの“トリプルK”を投入する総動員で追撃をかわした。貯金は再び今季最多タイの3。原監督は「序盤に点を取り、主力も打ってくれたね」と手応えをにじませた。
 初回から虎党にため息をつかせた。まず小笠原、ラミレス、谷のクリーンアップの3連打で2点を先取。7番・坂本も貴重な適時打を放ち、難敵の下柳から3点を奪った。6回は投手の内海が執念の適時打。終盤は高橋由、阿部にも一発が飛び出して突き放した。打撃上昇中の小笠原は5試合連続マルチ安打となる3安打。8回に5試合ぶりの11号2ランを放った高橋由が「いつもこういう試合ができればいいね」と笑えば、9回に8号ソロを放った阿部も「一発?よかったね」と満足顔を浮かべた。
 投手陣も流れを渡さなかった。2点リードの7回は上原が登板し、最速146キロを記録した直球を主体に3者凡退に抑えた。8回途中に豊田、5点リードながら9回はクルーンが登場。4月27日の甲子園の同戦は1点リードを守れずにサヨナラ負けを喫した守護神は、1死満塁のピンチを招いたが無失点に抑えた。
 首位チームとの3連戦。阪神の独走もあり、8日の初戦を落として自力Vが消えた。前日は試合前の豪雨で中止。仕切り直しの一戦に快勝し、相手の連勝を7で止めた。まだまだ今季の対戦成績は4勝7敗。首位・阪神とは12ゲーム差をつけられているだけに原監督は「甲子園での勝ちは大きい?まだ勝率(対戦成績)の点でゴチャゴチャ言えない」と心底からの笑顔は見せなかった。
 週刊誌で右ふくらはぎ肉離れから1軍復帰間近だった二岡の“不倫疑惑”が報じられ、試合前のロッカーでも選手間で話題になった。重いムードを一丸で払しょく。今季40勝目は、気勢を上げるには十分な内容だった。

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